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トパーズ
第7章 イベントシーズンは受験シーズンの始まり!
「岳人さん、あのね…
眠たくなってきちゃった…」
「そうだね。
もうこんな時間か…。
じゃあ、このまま寝ようか?」
「岳人さんの声、心地良いから眠くなっちゃう。
でも、資格って何?」
「今度、話すよ。
麻衣子さんが覚えてたらね?」
「ん。判った。
じゃあ、おやすみなさい」
私はそう言うと、
山田くんの頬にキスをして、
そのままもたれかかるように眠ってしまった。
山田くんは私の背中に腕を回して、
そっと抱きしめて、
もう片方の手で私の手を握ったまま、
目を閉じて眠った。
その目尻から涙が溢れていたことには、
気付かなかった。
資格の意味も判らないまま、
朝までぐっすり眠った。
翌朝、目が覚めて、
身体を動かそうとしたら、
山田くんが私を引き寄せるようにして抱き締めてくるので、
胸がドキドキしてしまう。
目をそっと開けて、
山田くんの寝顔を盗み見る。
やっぱり彫りが深くて整った顔をしている。
鼻筋も通っているし、
運動苦手って言ってたけど、
胸板とかも厚くて、背も高い。
私、すっぽり山田くんの腕の中に収まっている
感じだもん。
山田くんも目を覚ましたみたいで…
なんか、硬いモノが当たってる。
これって?
…なんか紅くなってしまう。
「おはよ」
「…」
「昨日の話の続き、する?
資格の話…」と、私が言うと、
「僕は…
両親からきちんと愛されてないから…」
山田くんはそう言うと、
黙り込んでしまった。
唇が震えていて、
顔が青ざめている。
私は山田くんを抱き締めた。
涙が止まらない。
「もっと酷いこともあって…」
今度は私が山田くんの唇にキスをして、
言葉を遮った。
眠たくなってきちゃった…」
「そうだね。
もうこんな時間か…。
じゃあ、このまま寝ようか?」
「岳人さんの声、心地良いから眠くなっちゃう。
でも、資格って何?」
「今度、話すよ。
麻衣子さんが覚えてたらね?」
「ん。判った。
じゃあ、おやすみなさい」
私はそう言うと、
山田くんの頬にキスをして、
そのままもたれかかるように眠ってしまった。
山田くんは私の背中に腕を回して、
そっと抱きしめて、
もう片方の手で私の手を握ったまま、
目を閉じて眠った。
その目尻から涙が溢れていたことには、
気付かなかった。
資格の意味も判らないまま、
朝までぐっすり眠った。
翌朝、目が覚めて、
身体を動かそうとしたら、
山田くんが私を引き寄せるようにして抱き締めてくるので、
胸がドキドキしてしまう。
目をそっと開けて、
山田くんの寝顔を盗み見る。
やっぱり彫りが深くて整った顔をしている。
鼻筋も通っているし、
運動苦手って言ってたけど、
胸板とかも厚くて、背も高い。
私、すっぽり山田くんの腕の中に収まっている
感じだもん。
山田くんも目を覚ましたみたいで…
なんか、硬いモノが当たってる。
これって?
…なんか紅くなってしまう。
「おはよ」
「…」
「昨日の話の続き、する?
資格の話…」と、私が言うと、
「僕は…
両親からきちんと愛されてないから…」
山田くんはそう言うと、
黙り込んでしまった。
唇が震えていて、
顔が青ざめている。
私は山田くんを抱き締めた。
涙が止まらない。
「もっと酷いこともあって…」
今度は私が山田くんの唇にキスをして、
言葉を遮った。