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そぶりをやめて
第15章 158日
さっきと違って、汐里も佳佑も薄手の服で。
ソコの固さが布越しでも伝わりやすい。

むっちりした太ももに、自然と手が伸びてしまう。

汐里が揺れる度に、みるみる固くなって苦しいぐらいだ。

「っ、ヤバいって」

こんなトコで何するつもり。

まさか、外で??

外から見えにくいとはいえ、そんな。

血がアソコに集中してきて、頭が回らない。

その割には、ハンモックでヤる方法をぐるぐる模索してる。



「ね、なんか聞こえない?」

はい??

それで起き上がってたの??

「...部屋の方から、ピンポンって。ここの玄関鳴ってない?」
「え?...あ、料理来た、かも?」
「ああ、そうだ。きっと、それだ」

ぐらぐらっとまた大きく揺れて、汐里が飛び降りた。

「はい、はーい」

汐里が来た時に、窓が全開だったらしい。
たなびくカーテンの向こうに汐里が消えた。

今一度ハンモックに体を預ける。

広くなって快適になったのに、喪失感が半端ない。

「...はぁ」

どうしてくれるんだ。

しっかりヤる気になってきてたのに。


さっきまであんなにヤったのに、すっかり元気になってしまった。
あんな事されて、ちょっとやそっとじゃ静まりそうにないんだけど。

汐里は?
何であんな事を??

「佳佑〜!すっごい料理が来たよ〜!!」

リビングから、汐里の楽しそうな声がする。

こうなったら、晩御飯前にもう一度。



佳佑は決心して、リビングに向かう。

2人がけの丸いテーブルに、汐里が料理を運んでる。

「まだ玄関にあるから持ってきてー」

リビングからほど近い玄関に、なにやら入れ物に入ったものがあって。
急いで運んで、皿を並べてる汐里のそばに置き。
その背中を抱きしめる。
小さめの汐里がすっぽり胸に収まる。

「っちょっと、危ない。何やって...っ」

ぐりっと腰を寄せた。

「これ、どーしてくれんの?」

「ごめんって。だって料理来たから、さ」

やっぱりさっきのは。

ごくりと唾を飲み込む。

せっかくの汐里からのお誘いだったのに、料理に邪魔されたのか。

「こっちが先約、じゃない?」

変な嫉妬と言うか、言い訳というか。
自分でもカッコよくは無いとは思うけど。

汐里が持ってる皿に手をかけてそっと置き、自由になった手に指を絡める。

拗ねたような佳佑に、汐里がくすくす笑う。
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