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蒼い月光
第4章 引退した忍、疾風(はやて)

貫かれたウズメの体は敏感に反応した。
男が突くたびに
「あん!‥‥やん!‥‥ああん!」と
甘い声を出した。

それは、男の精を
子宮に受け止めようとする本能が発する声だった。

「ウズメ‥‥気持ちよいか?よいのであろう?」

男は腰から下をウズメに密着させたまま、
上体を起こして柔らかい乳房を揉みながら言った。


「いやん‥‥そんな事を聞かないで‥‥
語らずとも私の秘壺を見れば一目瞭然‥‥」


「おお!そうであった。
ウズメの壺は 儂(わし)の肉棒にかき混ぜられ
白濁の泡を噴いておるぞ」


「ああん‥‥恥ずかしいわ」


白濁の泡!自信の秘壺は
そんなにも濡れまくっているのか‥‥

『ああ‥欲しい!もっと、もっと‥‥』


頂点が見えていた。

だが逝くのが惜しかった。

逝ってしまえば男は霧のように消え去り、
部屋にはまた朱理と
二人っきりになりそうで怖かった。


「ウズメ!儂(わし)は、もう逝きそうだ!!」

切羽詰まった男の声が
ウズメを官能の世界に呼び戻した。

「待って!もう少し‥‥もう少しで私も‥‥
逝きそうなのです。」

「おおお!ウズメ、早く!
早く登ってくるがよい!!」

男の腰の動きが一段と早くなった。

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