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蒼い月光
第2章 千代

合戦の後、しばらくしてから
剣山の元へ 近隣国の佐宗(さしゅう)家より
縁談の申し込みがあった。

申し込んできたのは、
先ほど落城させた今成家とは
一山越えた小さな国であった。

「今成家が滅ぼされ、
次に狙われるのが自国であると察知して
先に手を打ってきたのでしょう」

家臣の吉永が書状を読みながらそう言った。
縁組してしまえば襲っては来まい…
当時の時代背景では至極当然の策略であった。

書状など無視して
攻め入ったほうが話は簡単であった。

現勢力からして5日もあれば
落とせることができるだろう。

だが、佐山剣山は女を知らぬ童貞であったので、
その国が差し出すという姫に興味があった。

勢力拡大よりも
己の下半身の疼きを鎮めてみたかった。


家臣たちが、
この縁談はあまりよい話ではないと
乗り気ではなかったが

「書状を持参した者に伝令せよ。
この剣山、縁談を引き受けると!」
と命令してしまった。

「な、なんと…
それでは攻め入る事が
できなくなるではありませんか…」
家臣は失望した。

「憂う事なかれ。あんな小さな国、
放っておいても途絶えるわ!
それよりも連れてくる姫の顔を拝むのも
また一興ではないか、
醜女(しこめ)を嫁がせてきたら、
その場で切り捨てて佐宗国に即刻攻め入る!!」

だが、剣山の心は
醜女(しこめ)でもよいから
女の味を知りたくてたまらなかった。

気付けば、己の股間の男根が痛いほど屹立し、
ふんどしを突き破らん勢いだった。
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