パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 Older friends

まりかちゃんとのご飯はとっても楽しかった。

どこに行こうか？とまりかちゃんがスマホでお店を色々検索してくれていたけど。

私のリクエストに応えてくれて、いわゆる「赤ちょうちん」といわれるお店に行き。

そこでたくさん食べて、飲んで。笑って、話をした。

まりかちゃんが、小さい頃どんなだったか。

いつ、こんなにお洋服作るのが好きになったか。

お洋服の勉強するため上京してきてからあった事、いろいろお話してくれた。

まりかちゃんはお酒を飲むと、笑い上戸になるみたいで。

でも本当にお話の内容も面白くって、

初めて行ってみた「赤ちょうちん」の雰囲気も、お客さんたちも、

お店の人たちも面白い方たちで楽しかった。

お腹もいっぱいになったので、とりあえずお店を出ることにした。

まだ、一緒にいたいなぁ
「まだ一緒にいたいな～。」

同じこと、思ってくれてたんだと思って嬉しくなり、笑ってしまう。

あ、ここ。ここからなら歩いて10分もかからないわよね

それに、きっと歓迎してくれる。

「ね、まりか。もう1軒付き合って？」

「もちろん！」

二人で笑い、手を取り合い、弾む足取りでお店に向かった。

「ね、沙織。ここって。」

お店の前で看板を見て固まるまりかちゃん。

「うん、CherryBlossomってお店よ。」

そうじゃなくて、と躊躇う。

「ゲイバー？」

うん、そうよ初めて？と聞くと頷く。

「そか。うん、何事も経験よね！」

と勢いよくドアを開けて入ってくまりかちゃん。

「あら～♡いらっしゃ～い♡」

ダイアナさん他数名に盛大に歓迎され、目を白黒させていた。