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第21章 Shaking feelings

『明後日から渡米する。』

うん、そうしよう。

そう思いLINEする。

『そう、いる場所帰ると気分も変わるわ。』『あっちは今賑やかだしね。』

何かを感じてくれたのね。

敢えて深く突っ込んでこない優しさを感じる。

『仕事だろ？頑張れよ。』

『あっち、すっごい寒波が来てるらしいから気を付けてね。』

『ステキなパパとかっこいいお兄様によろしくね。』

そうだ、パパとお兄ちゃんにも久々に会える。

通訳のお仕事がパパ関連で2件。お兄ちゃんで1件。

その関連のパーティーがある。

パパやお兄ちゃんたちの相手の方はアラビア系の方とロシア、中国。

商談内容もあらかた情報はもらってる。

専門用語多い内容だったから、今からそれ調べて予習して準備しよう。

仕事はいついかなる時も手を抜いてはならない。というパパの教え。

特に辛い時は仕事に没頭しろ。

仕事を成し遂げた達成感で少しは辛さが軽減されるし自信もつく。

というのが口癖だったもの。

失敗したなら、何故失敗したのかよく考えろ。次への糧になる。とも。

うん、きちんとミスしないよう予習して。

荷造りしよう。

ソファに寝そべってグズグズに溶け切ってる場合じゃない！

頑張れ！とエールを送るスタンプたちの嵐。

『みんな、いいクリスマスとお正月を過ごしてね。』とLINEをし、

まずはお風呂だ！とバスルームへと向かった。