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TRUE COLORS  ~PURPLE~
第22章 coming to America
「お前こそ、彼氏の一人や二人」「いない!」とこっちも打ち切ってやる。

「あ、それよりさ、お兄ちゃん。

 お兄ちゃんいる間に、一緒にルーカス教授のお家にお邪魔しない?」

と提案してみる。

クリスマスカードとかのやり取りは日本に帰ってからもずっと続いているけど。

他は何年か前に電話でお話したっきり。

当時私たちが住んでいた家はもうとっくに引き払ってて、

他の家族が住んでいるという。

「おお、いいねぇ。急に行くよりやっぱ連絡していかなきゃな。

 後でスケジュール調整しようか。

 あ、腹へらね?今日“children”に寄らなくていいんなら、

 このまま飯行こうぜ。」

今回滞在中“children”に行く予定は今のところ、ない。

健康診断も受けたばっかだし。

「何喰いたい?和・洋・中」

うふふ。最近よく聞くわ。それ。

「中!フォーチューンクッキーあるとこ!」

「よっしゃ任せとけ!」とハンドルを切り、お目当てのお店に向かった。


お兄ちゃんが最近お気に入りの飲茶のお店に連れって行ってくれた。

飲茶なら、少しずつ色んな種類味わえていいだろ?

フォーチュンクッキーもあるしここ。

と笑ってそう言い色々オーダーしてくれる。私の好きそうなものばっかり。

やっぱお兄ちゃんって気遣い最高よ。

しかも、ほんとにどれも美味しい。

お兄ちゃんも食道楽だったわ。

だからか。桜井さんといて楽しいのは。

お兄ちゃんと桜井さんって似てるんだわ。


「杏仁豆腐、食うだろ?」

アツアツの芝麻球(胡麻団子)を頬張ってるときに聞かないでよ。

でも、杏仁豆腐。食べたいからコクコクと頷く。

杏仁豆腐と幸運餅乾(フォーチュンクッキー)を追加でオーダーしてくれる。

お兄ちゃんが食後の鉄観音茶を飲んでいる時、

杏仁豆腐と幸運餅乾(フォーチュンクッキー)が運ばれて来る。

どれどれ、と2人で各々クッキーを選び、割って中の紙を取り出してみる。


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