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離島性体験 〜M男君〜
第2章 1986年に5月に起きた悲劇
「卓郎、じっとしててよ」

その声に緊張が走って脳がフリーズする卓郎には答えられない。明代はまた卓郎を攻めた。

「ねぇ卓郎、私と卓郎の肌が繋がるの想像してみて。近くでもう近すぎるの。卓郎の重力と私の重力で潰し合う。ズボン脱がせるよ。」

卓郎の心臓はドキドキで鼓動が早くなる。脳の中でずっと先生って呼び続けてる。声にならない連呼が卓郎の中で止まらなくなった。

明代の指がかかると卓郎のズボンを器用に足の指まで運んで脱がせる。卓郎は脱ぎやすいように本能で動いてしまう。

脱がされた卓郎の下半身は毛布の中でブリーフ一枚になってる。明代の生足は卓郎の足に・・・もっとリアルに言うと内もものあたりをくの字に曲げて股の間に・・お互いの股の間に交互に足を擦りあわせて密着して二人で感じあう。

「ねぇ卓郎?気持ちいい?」

卓郎は気持ちいいです。と答えた。温もりも擦り心地ももう全部が行動に出てしまう。感じたことのない愛に、肌の感触に興奮して明代に卓郎は溺れた。

明代は卓郎の体に身を寄せて足も腕も深く絡ませてしまう。お互いに繋がった肌の感触に夢中になってしまった。

密着した卓郎は明代の胸に自ら顔を押し付けたくなる。抱きしめたいという本能のままに深く埋もれて甘えた。

「痛い、強いよ。卓郎、優しくしてほしい」

その声にまた反射的に卓郎は答えた。

「先生、ごめんなさい」

「卓郎、また罰ゲームだね。わざとしてない?」

「明代さん・・」

卓郎は胸の中から上目遣いで明代に甘えた。見下ろす明代は卓郎を温かく迎え入れを髪の毛を撫でた。笑顔が寂しそうで明代は卓郎を離そうとはしなかった。

「困ったやつだね。卓郎は。ねぇ見せてほしい、罰ゲームだよ。卓郎がお馬鹿だから見せて。」

そう言って卓郎の右手は卓郎の背中を通って下に指が滑って行くのがわかった。
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