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離島性体験 〜M男君〜
第2章 1986年に5月に起きた悲劇
卓郎の手を取って明代はまた布団の中に卓郎を連れていった。

明代は思っていた。

(震える体を止めたい。理性をなくしたい。わがままになりたい。)

二人は体を寄せて寄せ合わす。

「卓郎?好き?」

頷く卓郎に明代は声で聞かせて、と迫った。

「卓郎、恥ずかしそうにしないでよ」

明代はそう言ってまた卓郎に心臓の音を聞かせた。

「私もこんなになってるよ。」

「明代さん僕ッ、好きだ」

「明代でいい。寝てる時にずっと明代って呼んでたよ。」

「あッ明代、好き、だ、よ」

その言葉を聞いて明代はわがままになった。笑って卓郎の顔を寄せてキスの嵐を起こして、ぎこちないなく卓郎と絡まった。

明代は卓郎の肩と頭に腕を巻き付けながら唇を絡め、卓郎は明代の腰を持ち上げるように抱きしめた。

それだけで明代は腰を反らせてしまい欲情していた。

(卓郎、わがままになって、抱いて、、)


触って、舐めてみて、、


そんな事を二人で言ったのか記憶にはのこらなかった。甘い時間に溺れていた。

痛くしないで。

明代はそう言ったのははっきり覚えいた。

卓郎が明代の胸に溺れてる。

その姿を見下ろす明代はなんて言うか見てると・・言葉が見つからないぐらい愛しく思ってずっとジュンジュンと感じながら見下ろしていた。

そう思ってずっと明代は卓郎の髪の毛を触っていた。



明代の胸に溺れてる卓郎を明代が止めた・・・・
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