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Kiss Again and Again
第2章 大学生活
 大学は 不思議な場所だった。

 中学や高校では この人は何年生、みたいなことは 大抵わかった。
 でも 大学では 何年生なのか 大学生なのかもわからなかった。
 白衣を着ているのは医学部の学生かと思っていたら 他の学部の学生でも 普通に白衣を着たりするのだということもわかった。

 街角や 公園や 電車の中でも見かけたりすることのない人種も沢山いたし 外国人も沢山いた。

 まず 自分の居場所を見つけるのが大変だった。

 ありがたいことに 友人らしきものは すぐにできた。
 授業や 学食や キャンパスのどこにいても 隣の席に座った人とは なるべく話をし 情報を交換しあった。

 初めての一人暮らしにも 早く慣れなくてはいけなかったし 知らない町も 開拓しなくてはならなかった。
 心細くなった時には おかあさんに電話した。
 「おかあさんも 愛美ちゃんロス!」と言ってくれて なんだかそれに励まされた。
 どこにいても 愛されていると感じられることは 大事だった。

 毎日がめまぐるしく 自分を変えていくのは 簡単だった。


 勉強も楽しかった。
 未知への扉が 次々と開かれるようで 余すことなく吸収しようと 夢中になった。

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