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Kiss Again and Again
第13章 十四夜
「でも・・・」
樹さんが 入ってくる。
「このままだと・・・」
全部で 埋め尽くされる。
「すぐに いっちゃう・・・」
「どーぞ」
「いやだ。 もっと中にいたい」
「その”いや”が 好き」
見降ろす樹さんの顔が 優しく笑う。
これが 「愛のないセックス」だとしたら 「愛のあるセックス」って どんなものなの?
「あゆちゃん・・・ 知ってる? すごく気持ちいいんだけど」
「そう? わたしも すごく気持ちよかった」
「今は?」
「とっても気持ちいい」
二度も 続けていった後だから 快感が穏やかだ。
ゆっくり 腰を動かしながら 「これは?」
「はい。 気持ちいいです」
あれだけ翻弄されたけだるさにひたり 今は ゆったりと味わう余裕がある。
「あぁ・・・ あゆちゃん・・・ どーしよう・・・」
そう言うと 少し動いただけで 樹さんは わたしのお腹の上に 放出した。
「大丈夫な日なのに」
「うん。 もっかい するから」
えっ・・・ もう一回、って?
ティッシュでお腹の上をキレイにしながら
「これからが 本番だから。 覚悟しておいて」
金色を帯びた瞳が 艶めかしく笑いかける。
確かに 樹さんのそこは まだ 硬くそそり立っている。
やっぱり・・・大きいかも・・・