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Kiss Again and Again
第16章 最後の扉
きちんと装着し 上になった樹さんは パンティを脇にずらし入ってきた。
めりめりと分け入ってくる感覚は 快感の波となり背中を駆け上がる。
「あぁぁぁ」
「僕なしではいられなくなってしまえばいいのに・・・」
右脚を深く折り曲げ 膝に歯を立てながら持ち上げる。 腰が浮く。
背中に手を差し込み 持ち上げると 強くおっぱいを吸い始めた。 吸いながら 乳首を舌で押し潰す。
腰を激しくぶつけては突き上げる。 それを繰り返され
「あ、ん・・・ いやぁ・・・」
もう 登りつめ始める。
「いや、は いい、ってこと?」
意地悪く 耳元でささやく。
「いい、って いって・・・」
身体中が波打って なにも・・・いえない・・・
「あゆちゃん・・・ あゆちゃん・・・ あいしてる・・・」
めくるめく波に襲われて 最後の言葉は 幻聴だったのかもしれない。
樹さんの左手が わたしの膝を抱きしめ 震えた。
樹さんは いつまでも 覆いかぶさったまま 呼気荒く わたしを抱きしめていた。
「重い?」
「ううん。 大丈夫」
「重いでしょう?」
「ううん。 そのままでいて」
この重みの存在感を もうしばらく味合っていたい。
「つぶれちゃう」
「もう つぶれてる。 ぺっしゃんこ」
「ほんとだ。 ぺっしゃんこだ」
このままでいて。 さっきの言葉を 繰り返し 思い出しているから。
樹さんの身体の下から 腕を引き抜き 大きなたくましい男を 抱きしめた。
あなたは もう後悔しているのかもしれない。 勢いで 口走った言葉を。