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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第11章 花守乙帆 39歳⑨5P輪姦妻
「うわあっ、抱きてえ!」

 ストレートな欲望を決壊させた一人が覆い被さろうとするのを、他の三人が止めた。

「待て、このまま放っておくんだ」

「何でだよ。もう、我慢できない!」

「もう少しの辛抱だって。ここからはもうちょっと奥さんに素直になってもらわないとな」

「我慢出来なくさせて、おれたちを誘わせてみよう。その方が絶対エロい!」


(乙帆の責め方のツボを心得てやがるな)

 盗み聞きの佐伯は、密かにほくそ笑んだ。襲いかかろうとした男を止めて正解である。まだ、出来上がっていない。放置プレイでまだまだ焦らさなくては。確かにそれが、乙帆を一番美味しく頂くやり方である。

 とは言え、待っている男たちも辛い。せっかくのご馳走が美味しく仕上がるのを待ち焦がれるように、四人の野獣たちは、お預けを食った恨みがましい視線を乙帆の恥態に浴びせるのだった。

「ふおっ…おおっ、おおっんんんうっ、んおおおっ、ううっ」

 猿ぐつわを噛み締めたまま、乙帆は号泣してしまっている。雌犬ローションが皮膚と言う皮膚に沁みこみ、全身の疼きに堪えかねているのだ。

 のたうつ肉の火照りは、じくじく淫靡な体液を沁み出させて、勃起に苦しむ男たちの限界をむしろ焦らし尽くすかのようだった。

 爆発がもう、そこまで迫っていた。
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