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早熟桃の発情期
第2章 一緒に
校門を抜けた拓斗は、校舎の玄関で上履きに履き替え、教室に入る。

1時間目の授業が始まるまで、まだずいぶんと時間がある。
登校して教室にいるのは桃香だけだ。

桃香は自分の席で文庫本を読んでいる。

「おはよう、桃香ちゃん」
拓斗が桃香に声を掛ける。

「おはよ」
桃香は本から目を離さず、呟くような口調だ。

拓斗は気まずさを感じる。
いつもなら桃香は、もっと明るい声で挨拶してくれるはずだから。

「何を読んでるの?」
拓斗が会話を続ける。

「ドンキホーテ」
桃香の答えはぶっきらぼうだ。

「僕もときどき行くよ。 品揃えがすごいね」

拓斗はドンキホーテがスペインの小説であることを知らない。

桃香は拓斗を無視して、読書を続ける。
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