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早熟桃の発情期
第2章 一緒に
放課後、帰宅した桃香は、自分の部屋にカバンを置いて、拓斗の家に向かった。
拓斗の家は桃香の家と近く、場所は知っていたけれども、行くのは初めてだ。

そもそも桃香は、男子の家に行った経験が無い。

桃香の家よりは小さいが、拓斗の家も一戸建て。
桃香が玄関のインターホンを押すと、ドアが開いて拓斗が顔を出す。

子供っぽさが残るけど、整った顔立ちと大きな目。
そして、天然のウェーブが掛かった短い髪。
拓斗が女子たちからの人気が高いのは当然かもって、桃香は思った。

「昼間は誰も家にいないなんて、羨ましいね」
家の中に入ってから、桃香がそう言って笑顔を見せる。

桃香が笑顔なので、拓斗の気持ちが晴れる。

「だからオナニーも自由にできるんだ」
拓斗も笑顔になる。

これから拓斗くんのオナニー…
そう思うと、桃香の心に緊張が走る。
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