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キャンバスの華
第6章 銭湯の主人と女将
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最後の長襦袢が音もなく床に落ちた。
腰巻は着用していなかったので、
女は一糸まとわぬ全裸になった。
「ほら、ぼやぼやしてないであんたも脱ぎなよ」
手伝ってあげるからさあ、ほら立ちな・・・
女に催促されて次郎が立ち上がると、
その前にひざまづき、
腕を次郎の腰の後ろに回して
器用に帯を解き始めた。
あっという間に、
ふんどし一丁の姿にさせられていた。
ふんどしの股間の前は
華が描いている富士のように雄々しく膨れていた。
その膨らみに女は愛しく頬ずりをした。
「昨日、あんたにぶち込まれてから、
ずっとあんたのコレの
虜になっちまったじゃないの・・・・」
そういうと、ふんどしの薄い布地ごと
次郎の分身を女は飲み込んだ。
ジュルジュル、じゅぽじゅぽと
すすり上げる音をたてながら女は味わった。
「おいしいよ・・・・
あんたの味がすべてする・・・・」
「おおお・・・・」
次郎は女の舌技に身悶えた。
昨日と違って、旦那が
同じ敷地内にいるというシチュエーションが
女をさらに興奮させているのかもしれない。
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