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シャイニーストッキング
第21章 もつれるストッキング5   美冴
 107 ぐちゃぐちゃに…(14)

「わたしのことが、いちばん好きなのよねっ」
 それは美冴の『嫉妬心』いや、おそらく、ゆかりと律子の二人に対する『ひがみ』という内なる『劣等感』の露れからの慟哭の叫び…

 そして私は、強い『罪悪感』を感じ…
 心が痛い程に、苦しくなってしまった。

 お、オレは…
 こうまで美冴のことを苦しめ、狂わせ、追い詰めていたのか…………

 その罪悪感とは…
 ゆかりや律子に対してではなく…
 美冴へに対して、ずっと秘かに、心の奥深く隠していた禁忌の想い。
 そしてそれは…
 決して口に出してはいけない言葉。
 
 だが、私は…
 そんな突然の美冴の心の悲鳴を感じ取り、浮かぶ罪悪感の罪業に、心を締め付けられ…
 それまでの悶絶といえるほどの快感の昂ぶりが一気に醒め…
 美冴を抱き締め…
 揺らぐ目を見つめ…

「キミを、みさえを……愛してる…」
 禁断の想いを吐露してしまったのだ。

 それは…
 言ってはいけない、禁断の言葉。
 
 だが、私は…
 そんな突然の美冴のからの愛情を感じ取り、言わざるを得なかったのだ…
 いや違う…
 無意識に、応えてしまったのである。

 罪悪感からではない…
 ずうっと…
 そう…
 初めて美冴を抱いた夜から、隠し続けてきた、禁断の想い。

 そしてそれは、全てを壊しかねない禁忌の言葉…
 
「キミを……
 み、みさえを……愛してる…」

「あ、ぁぁ……」
 美冴は、声を震わせ、喘ぎを漏らし…

 お、オレは、揺らぐ目をしっかりと見つめながら…
「みさえを愛してる…」
 はっきりと、もう一度囁き…
 抱き締め、唇を寄せていく。

「あ……ん……」
 美冴は唇を震わせながら、受け入れる。

 その唇の甘さに…
 激しい落雷のような轟音が、心いっぱいに鳴り響き…
 そのまま唇を吸い…
 オトコの、いや、オスの本能の衝動が、強く心を昂ぶらせてきた。




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