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シャイニーストッキング
第21章 もつれるストッキング5   美冴
 109 ぐちゃぐちゃに…(1)

 それは緩やかな、まるで全身を蕩かし、美冴とひとつに融けていくような快感といえる…
 だが…
 オレの胸の奥に、亀裂が走った。

 そう…
 この快感の見返りに…
 いや、この美冴との融解といえるような甘美な快感を得たいが為に、全てを失ってもかまわない…
 心のタガを崩し、壁を壊してしまったのである。

「はぁぁ………」
 美冴は弛緩したかのようにうつ伏せて…
 目を潤ませ…
「はぁ、はぁ、はぁ…」
 傍らで快感に揺れ、息を荒げるオレを見つめてくる。

「はぁ、はぁぁ、ふぅぅ……」
 なんとか息を整え、その目を見つめ返し…
 抱き寄せ…
「愛してる…」
 禁断の愛の慟哭を囁く。

 心はぐちゃぐちゃに壊れ、心底、美冴を切望していた…

『美冴を愛してる』
 この言葉を口に出したら全てを失い、終わると分かっていても…
 言わないでは…
 囁かないではいられない。

 再び、抱き締め、唇を貪っていく…
 キスをせずにはいられなかった。

 もう美冴しかいらない…
 
 尖るなんてもういいんだ…
 あの二人なんてもういいんだ…

 美冴だけを…
 こうして抱き、愛せれば…
 それでいいんだ。
 
「み……さ…………」
 そう心で叫び…
 キスを…
 柔らかい唇を…
 甘い蜜を貪り…
 美冴の魅力に蕩け、酔い痴れていく。

「あ………」

 だが、美冴は…
 震えながら…
 唇を受けながら…
 見つめながら…
 涙を溢れさせ…
 頬を濡らしてきたのだ。

「え…」

 そして…
 美冴自ら唇を離し、顔を反らしてきたのである。

「あ、え?」
 心が一気に騒つき、揺らぐ…

「ぁ、ち、違う……違う……の………」
 そして美冴は、抱いているオレの腕からも、スッと逃げ…
「ち、違うの…………」
 涙で濡れた目を向けながら、そう囁いてきた。

「あ……
 うん…ち、違う……の……よ………」

 違うって?
 騒めきが高鳴ってくる。

 違うって…

 何だ?………
 



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