この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャイニーストッキング
第21章 もつれるストッキング5   美冴
 120 この美冴さえ…

「ああっんっ、やっ、もうっ、ば、バカっ、ば、馬鹿なのぉっ……」
 そんな美冴の突然の叫びが、オレの心を抉り、刺してきた。

「もおっ、ば、馬鹿ぁぁっ…」
「えっ…」
 その必死な叫びに…
 無意識に、突き上げる腰の動きが止まってしまったのである。

「ぁぁ…ぅぅっ…」
 このオレの攻めが止まった瞬間、美冴は、小さく呻き…
 力なく、手でオレを押し退けようと押してきた。

 だが、本当に、力が全く入らなく…
 抗いの手だけのカタチだけといえる。

「ふぅぅ…」
 でも、必死に顔を上げ、そう吐息を漏らし、オレを見つめてくるその目、その視線には…
 力強い抵抗の光が浮かび、その目の力により、無意識に動きを止められてしまったのだ。

 その目に浮かぶ抗いの光には…
 後悔…
 哀しみ…
 侮蔑…
 と、オレに対する蔑みの色が浮かんで見えてきていた。

「み、みさえ……」
 オレは、その目の色を感じとり、一気に心が揺らいでしまう。

 後悔と哀しみは…
 なんとなく、今夜の美冴からは伝わり、読み、感じられていた。
 だが…
 この侮蔑、蔑みの色には…
『え、オレは、美冴に嫌われてしまったのか?』
 そんな焦燥感が浮かんでしまうのだ。

 さっき美冴も愛していると、言って、伝えてくれたはず…
 なのに侮蔑、蔑みって……
 心がザワザワと一気に騒ついてくる。

 そして嫌な汗が滲むのを感じてもきていた…

 お、オレは、本当に美冴を愛しているんだ…
 あのゆかりや律子より、愛しているって、ハッキリと分かったんだ…
「み、みさえ……」
 だから、そんな想いを自らの目に込め、そう囁きながら…
 また、再び、美冴を抱こうと手を伸ばしていく。

「あぁ、もう…ホント、馬鹿っ」
 すると今度は、力強く、パチンと、伸ばしたオレの手を払い退けてきた。

「み、みさえ、オレは、ほ、本当に…」
 本当に、美冴を愛しているんだ…
 そう口を開き、また手を伸ばしていくと…

「あ、アナタはさぁ…
 ほ、ホントにさぁ、そ、それでいいのっ」
「えっ」
「本当に、それでいいのって………」

『それでいいの…』
 それでいい…
 と、さっきは思った。

 この美冴さえ愛せれば…
 美冴の魅惑のストッキングさえ愛せるのならば…
 全てを失くし、壊してもいいんだ…と。




/2971ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ