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私の行方
第3章 停学
麻衣の姿を見送った後いきなり1人残っていた男の子が私の腕を

掴み走り出した。

『 なに?なに?え?どうしたの?』

そして何かの扉の開けた音がしてそこに押し倒された。

この時わたしはやっと気付いた。

やられる…。

いきなり彼の唇が私の唇を勢い良く吸ってきた。


あっっっん


こんな誰かも分からないキスに反応するなんて許せない。


『 やめてーやめてー助けてー』


唇を塞がれていて上手く声が出せない。


んっっっっ
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