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性交旅行
第2章 第二話
 そのことに希望を見いだし違う目的で妻のスマホを真剣に覗くようになるとは最初思っていなかったのだが。

 今まで頭の中で何度も再生してきたイメージが、現実にしかも目の前にあった。
 妻と一瞬目があったが、男が動き出したことですぐに目をそらして快感に耐えているようで、久しぶりに見る妻の女の顔に素直に興奮することができほっとした。
 男は電話で呼び出し部屋の鍵を受け取った時に頼んだことを聞き入れて、妻に一心不乱に肉棒を出し入れしている。
 喘ぎ声を漏らしながら必死に腰を振りあう二人の近くに、ゆっくりと歩み寄った。
「あなたぁ、お願い……、見ないでぇ……」
 顔を腕で覆ってそんなことをいう妻。
「めっちゃ締まってるよ。旦那さんに見られて、興奮してるんだね」
「いや、いわないで……」
 二人がそんなやり取りをしている間に、男の後ろに立って肩に手を乗せた。
 下を見ればいつでも準備はできているといわんばかりに雄々しく立った肉棒が、ぴくぴくと震えていた。
 男がその場を明け渡して、久しぶりに妻の中へと入った。
「んあぁぁぁぁっ……」
 妻は、呻き声のような声を出しながら肉棒を受け入れた。中は熱く、とても潤っていた。そして、記憶していたものよりも幾分狭い気がした。
 男の形になっているのか、さっきまでこの穴には男のモノが入っていたのかと考えるだけで、この穴を自分のモノでめちゃくちゃにしてやりたいと腰が激しく動き出してしまう。
「あぁん……、大きいのぉ……、そんなにされたら、壊れるぅ……」
 今まで見たことのない程、乱れ感じている妻を見下ろしながら段々何も考えられなくなっていった。

 彼のモノが抜かれ、ずっと求めていた夫のモノが入ってきた。
 ヌルヌルに濡れているはずなのに、久しぶりに入ってきた夫のモノはきつきつで、ぐりぐりと膣壁を押し広げながら深くまで進んでくる。
「んあぁぁぁぁっ……」
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