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欲しいのは愛だけ
第6章 電撃入籍
「私…すごく淫乱な気がする…」と口にすると、
恥ずかしくて顔が紅くなってしまう。

「そんなことないよ?
いや…淫乱かな?」と笑われて、
もっと顔が紅くなって涙目になってしまう。


「俺にだけ、そういう淫乱な顔、見せて?
もっと乱れて欲しい。
俺も…メイに溺れてしまいそうだけど」と言ってキスを何度もしてくれる。


「私、結婚してた時に、
こういうことするのが辛くて…。
いつも自分のペースで無理矢理されるから、
痛かったし…。
赤くなったり、かゆくなったり。
ひどい時は蕁麻疹まで…。
何かの病気かと思って心配したけど、
話を聞いてもくれなかったの。
医者のくせに…。
そのうちに、一緒に寝ることもなくなって…
浮気されて、相手に赤ちゃん出来たからって一方的に離婚されたの。
両親の前で、
『子供も出来ない欠陥品。性病なんじゃないのか?』って言われたのよ。
もう、息が止まるほど驚いて、その後、毎日泣いてました。
母が心配して、少しずつ話を聞いてくれて、
それってラテックスアレルギーだったってことが判ったの。
父が怒りまくって、
離婚訴訟起こすって大変だったけど、
もうこれ以上、顔も合わせたくなくて…」

「酷い男だな」

「父と同じ大学の医局に居たけど、
父が追い出しちゃった」と言って、クスリと笑った。

「地方にある親の小さな医院を継ぐってことで、
関東エリアからは居なくなったから、
もう会うことないし…。
あの浮気相手の人も誤算だったかも。
東京の大病院で、順調に教授まで昇りつめると思ってたみたいだったから。
お店で出会ったのも、
別に自分のお金じゃなくて、
業者さんの接待だったんだし、
医者っていっても資産家でもなかったし、
私の家の弁護士さんから、
自分にも慰謝料請求あって、
元夫も手元に殆どお金も何もないまま、どこかの田舎に行くことになったんですもの」

「なんで結婚したの?」

「父の親友の紹介で…。
誠実そうだったし、
有望な医師だからって言われて…」

「そうなんだ」

「父は責任感じちゃって、
『次は自分が大好きだと思える人と一緒になりなさい』って言ってました」

「ってことは、メイの家も医者なのか」

「開業医じゃないですよ?
あ、今は雇われでどっかの病院の名前だけ病院長だったかな?
結婚で家を出て、離婚後も気まずくて、あんまり聞いてなくて」
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