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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第3章 ~偽りの気持ち~
口腔をくすぐりながら躰を抱き起こされ、ドレスを脱がされてゆく、躯を締めつけるコルセットから開放されサクナはドロワーズ一枚となった。
「サクのここ髪と同じ色だよな」
「い、言わないで…………好きなのこの髪色、でもそんなこと言われたら」
サクナも自身の躯のことは知っている。
白に近い淡い桜色の髪。
そして正確にはやや赤味を増しているが、その桜色の尖りをルカは指の腹でくにくにと押しながらもうひとつの手で髪を梳く。
「俺はどっちも好きだけどな、こっちは美味しそうに勃ったね」
「…………もう、恥ずかしくなる」
ルカは尖りを口に含み咥えた。
彼の口腔の生暖かい感触にサクナは身をよじる。
「照れてるサクは可愛いからな、全身をサクの色に染めたくなる」
ヌルついた口腔の中、舌が尖りをなぶる。
「あ……んぅ……あふ……」
サクナの震える甘い声に、ルカ自身も反応するように、さらに淫らな舌戲で乳首を攻める。
ルカの手のひらが体躯を這い、やわやわと触れる五指にぴくぴくと体躯が反応する。
ぞわぞわと波立つ肌がどんどん敏感になってくる。くすぐったいのに、その波がじわわと下腹部の奥へ伝わり全身に広がる。
臀部がぞぞっと震え腰が落ち着かなく膝をこすり疼きに絶える。
きゅうきゅうと内奥が疼く度、手に残るルカの猛々しいものが頭をチラつく。