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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第4章 ~遠征~
「冗談、無理やりさせてイヤじゃなかった?」
「ううん、ちょっと愉しかった。ルカみたいに上手くできないけど、喜んでくれてると思うと嬉しい」
「…………わかってないなサクは。拙くてもお前が触れるから気持ちいいのに、上手くする必要はない」
ルカはサクナを抱き上げ身を起こす、そしてサクナは必然とそこに目がいってしまう。
触った感触は硬いけど弾力もあった。
けど眼にしたソレは息を呑んでしまうほど天を仰ぎ岩のように硬く見えた。
張りつめた猛々しいものは想像を超えるほど立派なものだった。
サクナはコクっと息を呑む。
ルカが欲しくて堪らない……気が高鳴り続ける。
「厭らしな、そんなに見つめて」
「あっ、ご、ごめんなさい」
「冗談だって、今度サクを気持ちよくさせてあげるね」
ルカはサクナを反転させ後ろから密着し包むように抱き胸を揉みしごく。
「な、なんでわざわざ起こしたの?」
しかも後ろ向きにされて。ルカの脚の間に挟まれサクナはルカの意図がわからなかった。