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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第4章 ~遠征~
次第にサクナは呼吸がもっと乱れてくる。
それに、反応するように内側がヒクヒクと蠢いている。
「サク、俺が欲しい?」
「……うん」
「俺も、お前が欲しくてたまんない、一緒に気持ちよくなろうな」
ルカの指だけでなく、その甘い囁きに奥が疼いていて、そこから熱い液が溢れてくる。
ふたりの指がその液と絡み跳ね返すような内側が滑らかに擦れる。
本当にそこは熱く指を溶かしてしまいそうだった。
ルカはサクナの手とともに抜き、その手を口に含む。チュパチュパと音をたて厭らしく舐める。
「や、だ、だめっもう……」
「じゃあ、直接舐めていい?」
「…………だめ、もう我慢できない」
「ん、俺も早く挿れたい、だから、蜜舐めさせて」
躯をややルカの方に向けた時、不意にもう一つの手がルカに触れた。思わず目をやるとやはり大きい。サクナはゴクッと息を呑む。