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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第4章 ~遠征~
だけど力が抜け、どうにも上手く動けない。
「ルカ……」
「いきたい?」
「ふぅぅ、いきたい、一緒に…………」
ルカは片手でサクナの後頭部を押さえ唇をつけた。
貪り絡む舌に靄がより濃くなる、と、そのとき真下から抉るように突き立てられる。サクナはクラっと頭が揺れた。
「あ、あぁ────っ」
ルカはサクナを抱きしめ、貪欲に突き立て続ける。躯が揺れ合わさるルカの肌と擦れ、密着した花芯までもが刺激される。
────動けないって言ったくせに
そう思いつつも、ルカに与えられる悦楽に躯はより熱く戦慄く。サクナは高い嬌声をあげその快感に浸ってゆく。
熱くケモノになった炎を宿した双眸にサクナも視線を絡める。唇を貪り、貪欲に求め合う。
「も、もうダメ、ルカ……っ」
「一緒にいこ……っサク」
荒く息をたて熱のこもった声を吐き、ルカはより奥を突き立てた。
サクナは必死にルカにしがみつく。
最奥に迸る熱い精を受けサクナはより高い嬌声をあげ躯を仰け反り、ルカの躯に身を乗せた。