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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第4章 ~遠征~
荒い息を吐きながら互いを強く抱きしめ合う。
意識は朦朧とし下半身はだるく全身がビリリと痺れる。だけど、サクナはこの瞬間がとてつもなく幸せだった。
達してもなお、おさまらぬ硬直がすべてを吐き出すように収縮し、激しく揺さぶられた内膣が鈍く痺れている。
灼熱を思わすほど内側から全身へと熱を発する。
ルカから漂う甘い香りが鼻孔をくすぐり、サクナの全身を包み自身もルカの甘い香りに支配されてゆく。
それは甘ったるいほど心と躯を満たしてくれる。
肩を抱くルカの手が髪を撫でれば気は和み心の高鳴りがトクトクと落ち着いてくる。