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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第5章  ~初めての恋は甘くて切ない味~



 夕餉を済ませアラウドが紅茶をカップに注いでくれた。アラウドが退室するとケイルは語り出す。

「王族は国の為、シーボルディー家は星の為に存在するのはサクナも知っているだろ?」

 コクっとサクナは頷く。
 その歴史は古くまだ国ではなくひとつの大地だった時代。

 ヴァミンと人は何億年と戦っている。

 古くから伝わる術者たちはその末裔にあたる。
 国というものが出来たのはその長い歴史に比べればまだ新しい歴史の事だった。

 王族であるファリノサ一族と祈り姫の一族のシーボルディー家はその術者のたちの末裔だった。

 ヴァミンと戦いながら子孫を繁栄させその血を継いできた。最も古い術者である。

 そして、その祖であるシーボルディー家はエイシャントと呼ばれる最古の術者だった。

 エイシャントは体内に御神体を宿しヴァミンと戦う戦士だった。エイシャントは女性だけその体内の御神体を次の世代に受け継ぐ事ができた。

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