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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第5章  ~初めての恋は甘くて切ない味~

「ファリノサ家はヴァミンを狩る能力が高く、シーボルディー家はヴァミンを鎮静させる能力を得たそれが祈り姫。ファリノサ家はその頃からずっとシーボルディー家を護ってきたんだ」

「そうだったんだ、でもそれはどうして受け継がれなかったの私が知らないだけ?」

 村にある歴史書にそのような記述はなかった。
 王宮の歴史書は数が多いためほんの一部しか見たことないのだが。

「ウチの家族だけで言えば、サクナが知らないだけになるけどな。本来なら祈り姫になる時に教える予定だったんだが…………ま、その必要がなくなったというか」

 サクナは……あっ、と気づく。
 サクナは知らなかったわけではない教えてもらっていたことを。

 祈り姫になり陛下に挨拶に行った日のことを思い出しサクナはやや頬を染める。


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