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第6章 　~糖度注意報~

　焦らされた果実からビリリ、と電流が走り甘く痺れる。嬌声とともに腰が浮き背中を反らせると、もうひとつの果実がルカの肌に触れピクピクと腰が更に揺れる。

「擦りつけて厭らしいサク」

「ち、ちが……あ……っふぅ」

　違うのか、ルカが弄るからなのか。

　腰が勝手に動いてしまう。指から受ける刺激と硬く逞しいルカの胸板に擦れる感覚は一気にサクナを官能にさせる。

　躯を離そうとしてもルカの腕に拘束され、僅かに開いた隙間がより尖端を刺激する。

　堪らずサクナはルカにしがみついた。

「気持ちよかった？」

「し、知らないっ」

「俺は気持ちよかったよ」

　ルカは素直な人だ。
　そう言われるのは恥ずかしいけど、ちょっと嬉しい。自分も素直になったほうがいいのだろうか。

　サクナは愛しげに髪を撫でられながらはぁ、はぁ、と息を整えながら思考を巡らす。

　ルカは抱きしめながらサクナをベッドに沈めた。