この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第7章  ~ご主人様の甘い誘惑~


「そうじゃないけど、見つかってもいいの?」

 我ながら変なことを言っているのは自分の方だと確信する。

 一国の主に見つかっていいのかとは不遜さな言葉ではあるが、侍臣も対応に倦ねるルカの行動は褒められるものではない。

 王宮に帰っていることが発覚してしまったら、陛下として叱責されるのではと懸念してしまう。

 自分の為に、嘘の報告をしてまで会いに来てくれたことは本当に嬉しい。 地方の娘に会いに行くならともかく、王宮に居て尚かつ婚約者であるサクナに会うために偽る必要は正直ない。

 あるとすればゆっくりと過ごせるということ。


 だからこそ、屋敷でゆっくりと過ごしてほしく、それと見つかってほしくないと自身の願望も含めてのことだった。

 
/780ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ