パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 　~天使の微笑みは淫らに咲く~

　泣きそうだった潤んだ瞳をそのままに、サクナはピクッと躯を跳ね甘い声をだす。

　乳房に指を沈めると柔らかくそして弾力もありその頂きが誘ってくる。ルカは指の間にピンク色の誘惑を挟みゆっくりと揉む。

「……ふぅ、気持ちいい」

　酔っているせいか素直に反応を見せてくれる。
　その甘く誘惑な声をききたくてもっと鳴かせたくなる。

　もうひとつの頂を唇で咥え舌で転がす。

　サクナの甘い声を耳で受け、ルカは歯の間でコリコリと乳首を甘噛みする。

「あっ……、んぅ……はぁ、ふぁ」

　気持ちよさそうに悶える声は堪らない。
　背筋がゾクッと痺れるように震え、腰が浮ついてくる。

　ちゅう、ちゃぷ、とルカは音をたてながら尖りを舌で絡めとり吸いつく。


　サクナは早くも下肢を震わせ甘く誘惑的な香りを漂わせる。鼻孔をくすぐるその香りは脳よりズシンと痺れるように気をやられそうになる。

　誘われるように下肢へ指を這わせると、そこは滴るほど潤みそれを滑りとるように陰唇を触る。


「触る前からこんなに濡らして……サクは俺に触れられるのが好きなんだな」

「あ……っ、うぅ……そんなに指でくちゅくちゅ……はぁぅ」

　────か、可愛い。

　揶揄つもりが普段言わないであろうサクナの言葉にルカは逆に攻め立てられる。