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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第8章 ~天使の微笑みは淫らに咲く~

次第にサクナは訴えるような瞳で見据えて、ヒクヒクと下肢を甘く戦慄かせてくる。
左手は握りしめたまま、彼女の鍛えられた程よい肉付きの腿をルカは持ち上げ、最奥まで突き上げる。
硬直で媚壁を押し分けるたび引き止めるようにまわりが吸い付いてくる。もっととねだるようにルカのものに喰い付く。
雄々しいものがより貪欲に高鳴り膨張する。
血流が下肢に集まりその最奥に放たれるのを今かと待ち受けている
「あっ……ふぅぅ、んっ」
より剛直になったものが媚壁に性感帯にあたるたび、サクナはピクンっと背中を仰け反りきゅっと左手を握りしめてくる。
その反応がいじらしく可愛らしい。
恍惚と高鳴る中に思わず笑をこぼしてしまう。
「ここ?」
「あっ……あ、ん……そこ、いいっ」
膣内がキュウキュウと締め付け、ルカはその悦に呑まれそうになる。
達してしまいたくなるが、彼女の中にずっといたくもある。
射精感をやりきりサクナの性感帯を擦りつける。
「あ、あぁ……ふぁぁ」
サクナも余裕がなくなりその快感に浸り甘い声を部屋に響かせた。
互いの呼吸があがり、高鳴り続ける気を悦楽へと登りつめてゆく。

