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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第8章  ~天使の微笑みは淫らに咲く~

「ルカ……もう……いきたい……」

 サクナは吐息をはきだしながら、うっすらと瞳をあけ懇願する。

 名残惜しそうに、ルカはサクナの手を自身の首に回す。しっかりとサクナの腰を掴み。

「いいよ、一緒にいこ」

 サクナは微笑みルカをぎゅうと抱きしめた。

 ルカは抑えていたものを突きつけ最奥を穿つ。
 コツコツと子宮が下りてきてその精を受け入れようと待ち構える。

 ぐちゃぐちゃと厭らしく水音を鳴らしルカの欲望を吸い込むように痺れた。
 ルカは堪え続けた精を、情愛とともにサクナの熱い膣内に放つ。


「…………ルカ、好き、愛してるよルカ」

 じんっと心を震わされる。
 ルカは堪らず、サクナを強く抱きしめてしまう。

「俺も……サク、お前を愛してる」

 吐精も終えたばかりなのに。そんな事を言われ収縮するものも気脈を通じムクっと生気を取り戻してしまう。
 最高に幸せな時、またその欲望が尽きることなく味わいたくなるほど。

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