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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第10章  ~暗闇の誘惑~


 ────ち、近い。

 覗き込むように見つめてくるヴィストーターに、サクナはやんわりとケイルの方に身を寄せる。

「警戒してますか? 新鮮だなその反応」

 バレてた。
 淑女としての振る舞いをしたつもりなのだが。

 失礼とは思いつつも、あまりに近すぎる距離にサクナは先ほどの羞恥も重なり面映くなる。

「陛下も楽しんでるんですから、ワタシたちも楽しみませんか?」

 クスっと笑みながら、ヴィストーターはサクナの髪をすくいとる。

 すっーと躯が宙に浮き、ヴィストーターの指から髪が落ちてゆく。


「陛下に溺愛され、忠犬がいたんじゃ誰もサクナには手がだせないようですね」



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