この作品は18歳未満閲覧禁止です
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第13章 ~花嫁の苦悩~
「本当にいいのか、後で嫌だっていっても止めないぞ?」
言いながらルカはシャツのボタンを外している。
「……躯洗うだけだよ?」
「いいよ、それでも。サクが我慢できるならね」
はだけてゆくシャツの合間からルカの逞しい躯が見えてくる。
サクナはコクっと喉を鳴らす。
────我慢……出来ないかも。
気持ちとしては純粋にルカの躯を労るつもりで洗ってあげたいだけなのだが。
疾しい気持ちが、サクナの下腹部を熱くさせる。