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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第13章 ~花嫁の苦悩~
「侍女にもそんな気になるの?」
「ん? 侍女」
「だってルカ、マッサージしてもらうんでしょ」
サクナが肩を揉みながらいうと、ルカはジッとサクナを見つめた。
「あ……、そういう事か」
ルカはニヤっと笑う。
「だとしたらどうする?」
ルカのことだからその気になっても襲うことはないだろうが、その気になること自体が悔しい。
「…………怒る、もうしちゃ駄目」
「……あ、ヤバっ……困ったな……」
「……困る? そんなに侍女の方がいいの」
あっ、と思った時には、ルカとキスをしていた。
唇を軽く啄み下唇を甘噛みする。
「んぅ……んん」
オイルのついたヌルッとした手で胸を包まれ手のひらに滑るように膨らみは自在に動き、たぷんっと揺らす。