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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第2章  ~愛してるって言って?~

 サクナはルカの足の間に挟まれ彼とは背を向ける格好となる。ルカはそのまま後ろから手を伸ばしサクナの外衣を持ちあげた。


「ぬ、脱ぐの?」

「脱がなきゃ消毒出来ないだろ?」

「別に裸で抱き合ったわけじゃ…………」

「そんなの当たり前だ。この服を消毒する、レオの匂いついてんの嫌だから」

 サクナは、ん? と思う。

「執事長の匂い?」

「ん? サクは匂わない?」

「うん、特に」

「そっか、でも、やっぱり俺が匂うから嫌だ」


 ルカの方が匂いを嗅ぐ能力が高いようだ、女性より男性のほうが強いのは確かである。

 ルカは離れた場所に居てもサクナの居場所がわかる。まさにケモノだった。

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