この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第16章  誕生祭 ~舞踏会の華たち~ (後編)



「ロータス様はダンスを踊られるのですか?」

 父、セシュルドに似た厳格で、常人には計り知れない冷淡と聡明さを宿した切れ長の鋭い瞳。

 ダンスを好む紳士には見えない。

 父のことは良く知らないが、少なくとも兄のケイルはダンスなどしない。

「そんなに驚くことか? オレだってダンスぐらい踊れるぞ」

 顔つきはともかく物腰は柔らかく優雅さも兼ね備えている。陛下の前では丁寧な言葉使いをしていたし、やはりそこは貴族の子息だと思った。

 意外と言えばそうなのだが。
 妹のナシファーラもダンスをしてるわけだし。



/780ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ