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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第16章  誕生祭 ~舞踏会の華たち~ (後編)

 後宮に戻るとルカは沐浴をするため湯殿に向かった。サクナは無花果の間にて運び込まれたバスタブにて簡単に沐浴をする。

「初めての舞踏会はいかがでしたか?」

 サクナの躯の水気を拭き取りながらユイナは訊いてきた。

「ユイナが心配するような事はなかったよ、でもやっぱり平常では居られないから、少し疲れたかな」

 陛下も一緒に居たからかもしれないが、挨拶に来たものたちは皆友好的だった。

 真意はわからないものの、令嬢たちも敵意を見せることも、口さがないことも言われることはなかった。

 ヴィストーターには何気に言われたものの、彼は嫌味と言うより他の意図があるように思え、サクナはその事は気にしていない。

 ただ、未然にヴィストーターとルカに助けてもらったから何事もなかっただけかもしれないが。

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