この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第17章  ~久しぶりの再開、そして~

「ひどいルカ」

「ごめん……サクがあまりに可愛いから、つい」

 反省してない。
 ルカは嬉しそうに謝まり、拭った指をぺろっと舐める。

「その理由、理解できないんどけど……」

「そ? ほら、サク面白い反応してくれるからつい愉しくて」

 つまりはからかわれたのだと……
 ルカは優しいくせに時たま意地悪になる。

「怒った顔も可愛い……」

 こっちは到堪れなくなる。

「うん、その困ったように照れる顔は、俺の好きなサクの上位だ」

「もう、そんなこと言われたら……どうしていいかわからなくなる」

「…………うん、ごめん、でもやめられない」

 しれっと言うから困る。
 でも、ルカはとても愉しそうだ。

「で? 俺と果汁どっちが甘い?」

「…………果汁かな。ルカ意地悪だし……」

「あれ、おかしいな…………果汁、そんなに甘かった?」

 と、ルカはサクナの唇をぺろっと舐めた。

「ほんと、甘くて旨い……」

「朝から元気だねルカは」

 サクナは愉しそうにしているルカに嬉しく思いつつも、呆気にとられ苦笑する。

/780ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ