この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第17章  ~久しぶりの再開、そして~

「ふふ、サクちゃんは、お父さんに似たのね。恥ずかしがり屋のところがそっくり」

「…………普通の反応だと思うけど」

 人前でそう出来るのはルカぐらいだと、サクナは少し反論する。

 ジュリアンはふふっと微笑む。
 

「サクちゃん、躯の調子はどう?」

「うん、今のところは特に……でも、朝が少し辛いかな」

「そう、懐妊中は眠くなりやすいから無理せず、眠い時は休むといいわ」

 サクナは、うんっと頷く。
 眠いのは懐妊してるからと思うと嬉しくなる。


「ケイルくんはどうなの? いい人いないの?」

「興味ない」

 一刀両断、ジュリアンに対しケイルは即答した。

「もったいないな……お父さんに似てケイルくんいい男なのに」

 母の惚気混じりの褒め言葉にケイルはため息を洩らした。

 この手の話は苦手なのが良く分かる。


/780ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ