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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第2章 ~愛してるって言って?~
呼吸は荒くなり、ルカの香りが血流とともに全身を迸る。甘い戦慄、下腹部がどんどん熱くなる。
「…………ルカ、熱いっ」
「ああ、熱いなすごく、サク、ゴメン自制出来そう
にない」
ルカは炎を宿した瞳でサクナを見つめ手をドロワーズの中へ忍び込ませた。サクナは驚くもそこが熱くて仕方なかった。
「…………サク、お前も我慢してた?」
「…………我慢…………?」
言うなれば我慢というよりどうにかして欲しい。それを我慢と言うのか……
サクナは意識が朦朧としていた。
ルカの指がそこに触れた時、躯を反り悶える。
「あっ、んんっ!」
ルカの指が花弁に触れ指が動くとくちゃと音をたてると同時、全身に電流が走るビリリと痺れ躰がビクビクと跳ねる。
他人の触れた事などない恥部なのに、羞恥を感じていいはずなのに、すんなりと受け入れている。
それどころか、その奥を…………