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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第18章 ~混迷~


「なかなか、柔軟な考えをお持ちなのですね」

 肯定とも否定とも取れる言い方をしミモリはフッと表情を緩めた。

 だが、その笑が答えのような気がした。

 違うのならば、ミモリは馬鹿にしたような表情でサクナを見るだろう。


「なるほどそういうことですか」

 ヴァミンを術で退治していた、ヴィストーターは騎士の男に近づき、腹目掛け蹴りを入れた。

 騎士は油断していたのかモロにくらい壁に激突する。

 男に腕を掴まれていたサクナは若干、引っ張られたがヴィストーターがサクナをだき寄せ、騎士と引き離した。

「つまりはサクナの傍に居れば安全と」

 それを聞いていた、ユイナもサクナの傍へ駆け寄る。

 それまで皆を襲っていたヴァミンは、ピタリと息を潜めるようにその場に留まった。

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