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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第2章 ~愛してるって言って?~
「サク。愛し……あおうな」
「う、うん。ちょっと余裕ないかもだけど」
「俺も、同じ…………サクとは違う意味だけどな」
サクナは、ん? と首を傾げた。
ルカはフッと笑いサクナに口づけをした。
ずっと繋がったままの内部がじわわっと熱く圧迫され続ける。が、徐々にその感覚に慣れてくる、ドクドクとルカのものは熱をはらみ更に大きくなった気がした。
ルカはゆっくりと腰を使う、サクナの唇を摘んだり甘噛みしたり意識をそちらに向かわせるように。
「ルカ、ちょっと慣れてきたかも」
「そっか、動かしてもいい?」
「……うん」
ルカは少し身体を起こし腰をゆっくりと揺らす。その瞳の先はサクナをしっかりと見ている。サクナもまたルカを見つめた。
ルカは優しく微笑む。
太陽のように熱く、暖かく照らす心を揺さぶる笑顔にサクナは胸を踊らす。
「ルカ…………気持ちいい?」
「あぁ、申し訳ないぐらい…………」
「何か嬉しいね、ちょっと癖になりそう」
「今、エロい事言うなよ。嬉しいじゃん俺も」
「嬉しいならいいでしょ?」
「…………っはぁ、まあな」
ゆっくりとルカは穿ち、それでいてときおり目を閉じ恍惚な表情を見せ、瞳を開けるとフッと笑む。
サクナはまだ愉しむ余裕はないけどルカのその表情がとても魅力的で嬉しくなる。