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第3章 初めて

正樹くんの別の手が、ヨガパンツの上から私の太腿を撫でる。太腿の外側から内側へと移った正樹くんの手が、内股に沿って恥丘へ向かって這い上がる。恥丘に近づくほど、子宮内の疼きが増す。期待に反して、正樹くんの手は、私の恥丘に触れない。私は焦らされてる。私は、童貞くんに焦らされて、股の間を濡らしている。しかも、かなり濡れている。

正樹くんは、突如、私を強く抱きしめて、クルリと寝返りを打つ。今度は正樹くんが私の上になる。正樹くんは間を置かず、私の股の方へ這い下りて行く。正樹くんは、されるがままになっている私の足を広げ、太腿の間に顔を入れる。ネットリと濡れているのがバレてしまう。いくら童貞でも、私が淫らに慾情している事が分かるに違いない。正樹くんは、そんな淫らな私の事をどう思うだろう。
「先生、すごく濡れてる。液がパンツから滲み出て、塊になってる。」
確かに、このヨガパンツは薄いけど、シミを作るだけでなく、滲み出てた愛液が塊を作るほど、濡れているなんて。そんな、私の淫らな痴態を、童貞くんに見られるのは、チョット恥ずかしい。