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揺れる心
第1章 雨の日の出会い
少し待合室で待たされてから、
診察室に呼ばれた。

パソコンのモニターで説明されながら、
今後の治療方針を説明される。

投薬
リハビリ
時々診察

とのことだった。


「リハビリ、していきますか?」

「あの…でも、時間外では…?」

「もう既に時間外なので、
同じですよ。
それに、そっちの方が得意だから」と言う。

笑うと余計に若いというか、
子供っぽさが際立つので、
笑ってしまった。


「あ…ごめんなさい。
では、お願いします」と言った。



恐る恐る、ゆっくり歩いて先生についていく。

「受付の左手が診察とか、検査エリア。
右手がリハビリエリア。
リハビリは、予約で、最初は週2回かな?
良くなってきたら週1回、更に2週間に1回くらいで様子を見ましょう。
予約のリハビリ以外に、
通えるようなら超音波とか温めるやつは、
予約なしで来れますが、
予約のリハビリと同じ日には出来ない決まりになってます。
診察は、次は1週間後、
その後は2週間に一度かな?」と説明されながらリハビリエリアに入る。

思ったより広いけど、誰も居ない。
オープンな感じで機械が並んでいるところや、
歩く練習用のバーや、
スポーツのリハビリで使うような器具も並んでいて、
奥には間仕切りされているカーテンのエリアがあった。


「脚もだけど、
念の為、全身も状態もチェックさせてください。
手をついたから腫れてるし、
念の為に撮ったけど、首とかも状態良くないし。
歩き方とか、姿勢なんかも、
影響するんで」と言いながら、
白衣を脱いだ。

下は、作業しやすいウェアになっている。


「普段、理学療法士やってるんです。
あ、医者も無免許じゃないですよ?
でも、こっちの方が得意かな?」と笑うと、
「まずは座ってください」と言って、
座って脚の状態から確かめ始めた。

「こっちは?
うん、そうですよね。
じゃあ、これは?」

「痛いっ…」

「なるほど。じゃあ、これは?」
と言いながら確認していく。


そして、
「上半身も見せてください。首肩からかな?」と後ろに回って触ると、
「うわっ。酷いな」と呟いた。

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