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揺れる心
第1章 雨の日の出会い
「えっ?」

「首のここ…」

「いたっ…」

「でもって、ここも?」

涙目になりながら、声が出るのを我慢する。

「髪の毛、クシャクシャにしても良いですか?」と言うと、
返事をする前に頭皮を触って、
「頭蓋骨に頭皮が張り付いてますね。
血行不良も起こしてる。
首から肩、肩甲骨周りも酷いですね。
たまたま、脚を捻って来たけど、
そっちよりこちらの方が酷いかも。
このままいくと、頚椎とかもやられるし、
腰までいって、
それがまた股関節とか膝までいくかな?
ちょっとうつ伏せになって貰えますか?」と言われて、
頷くと、ベッドの上でうつ伏せになろうとしたけど、
検査着のままで、
下着をつけてないことを思い出して、
紅くなってしまう。

でも、淡々と言われるので、ひとまずうつ伏せになる。

自分の重みで胸がぐにゃりとする感覚がする。


首の後ろをぐいぐい確かめるように押すと、
「ここ、判りますか?
凄い塊みたいになってますよね?
それと、ここ…」と、
肩から肩甲骨を押していき、
腕を色々な方向に向けて確認していく。

腰も押されて、お尻の横の辺りも押されてから
太腿の裏側も押されていく。


「右肩が上になるように横向いてください」と言われて、
肩を回すように腕を持たれる。
指先を持って、
もう片方の手で、
脇から胸の辺りを押されると、
気持ち良さではなくて激痛が走ってしまって、
声を上げながら指先をギュッとしてしまって、

「あの…申し訳ありません」と慌てて言う。


「ここ、痛いですよね?
右利きですよね?
左も診ても良いですか?
向きを変えてください」と言われて、
今度は痛さが来ることを予測して身構えていると、

「身体の力、抜いてください」と言われて、
油断をするとまた激痛が走った。


涙目になりながら、
目を閉じると、
「仰向けになってください」と言われる。


目を開けていると恥ずかしくて、
そのまま目を閉じている。

腕や胸の周りを押されて、
脚の付け根も押されながら脚の動きを確認しているようだった。


ブラジャーをしてない胸が気になってしまうけど、
私は患者に過ぎないし、
年齢だって随分離れているみたいで、
ドキドキしたり、
紅くなってる自分の方が馬鹿みたいだと思って、
目を開けると、
先生と目が合ってしまった。
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