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Snowtime 溶けて、消える
第1章 ***
「んひゃあぁあ!! あ、きら…アキラさん!! もっと…アキラさん!! もっと、もっと突いてぇえ!!」

 粘膜接触によるリスクのことなど元より頭に無い愚かな獣に成り下がった僕は、声なき怒号を挙げながら大地を削っては耕していく。名前も知らない人からこれまた名も知らぬ男の名を聞かされる。そんな人としての礼節に欠ける彼女、否、雌に慈悲など不要。躾の無さを言い訳に、僕は行き過ぎたワンナイトラブを味わい尽くさんとより精を出す。

「わる、いんだ。おまえが…悪いんだ…」

「あひぃい!! そう!! そうよ!! 私が、あぁあ!! 悪かったの!! 許さないで!! アキラさん!! 裏切り者の私をおぉ!! 私を許さないでえぇえ!!」

 僕がぱんっぱんっと力強く突く度に、「アキラさん!! アキラさん!!」とのたまう機械に変わってしまった彼女に、僕は頭を冷やさないかとばかりにシャワーの冷水の蛇口を全開する。

「きゃ!! つめたっ…あ…あぁぁぁああひいい!!」

 折角暖まった身体に冷たい雨が刺の様に突き刺さり、僕達は反射で背筋を仰け反らせる。急激に萎縮した彼女の秘肉が、僕の肉竿をきゅううと締め上げ意図せずに洞穴の最奥に連れ去っていく。氷室の奥はすでにサウナルームと化しており、ぬちぬちとした肌滑りと共に強烈な爽快感を僕に与えてくる。

「あうっ!! く、くうぅ…こんなの、むり…で、る…」

「まだぁ、溶けたくなひ…とけたく、ないの…にぃ…あ。あぁ!! あぁあああぁぁぁ…」


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