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マリアは里奈のセーラー服に手をかけた。
第1章 1

マリアは里奈のセーラー服に手をかけた。「キャッ、何をするの?」と悲鳴をあげる。「決まってるでしょ。お着換えよ。貴女が脱がないって言うなら無破くわよ」「やめて。お気に入りなの」「そんな垢だらけ泥だらけの制服のどこがいいの。おまけに臭いし。半年もお風呂に入らないから蚤だらけだわ」
「だって呪いのせいで脱げないんだもの」「だから私が破いてあげる」と言ってマリアは思い切りよく袖を引き裂いた。
「ああっ……」
里奈の腕に幾つもの傷跡があった。古いものも新しいものもある。どれも治りかけで、皮膚が引き攣れて盛り上がっている部分もある。マリアはそのひとつを指先でなぞった。
「痛い?」
「平気よ」
「嘘ばっかり。こんなになるまで我慢してたわね」
里奈の右胸から脇にかけてセーラー服が大きく破り取られている。その下に半袖の丸首シャツを着ている。襟ぐりに青い縁取りがあってどうやら夏の体操服のようだ。そしてシャツの生地越しに薄っすらと濃紺のスク水が透けて見える。「これを着てプールの授業に出ていたの? 信じられない!」
「でももうすぐ卒業だし……」
「卒業式にはこれを着ていくつもり?」
「うん」
「まあいいわ。さて今度はスカートを脱いでもらう番だけど、その前に身体中をお湯で洗い流した方がいいかもしれない」
マリアは浴槽のお湯を手に掬うとバシャリと里奈にかけた。里奈の上半身は左半分が長袖冬のセーラー服上着が原型を保っているが、右半分は体操服になっている。「上は残らず破いちゃうわよ。いいわね?」「あたしのセーラー服が…」。
マリアは里奈の抗議を無視して盛大に破いた。ビリビリビリ。里奈は体操シャツにスカートといったいで立ちになる。「さぁ、スカートも破くわよ
」「待って! それだけは許して」「どうして?」「恥ずかしいもん」
「馬鹿ねぇ。今さら何言ってんの。散々私の前で裸になったじゃない」「それは呪いを解くためだったし……。それに今は二人きりだからまだましだけど、大勢の人がいる前でこの格好じゃ恥ずかし過ぎるよ」
「そうね。それもいいかもね。貴女の羞恥心を煽ることにもいいかもしれない。えい!」マリアは里奈のスカートをめくった。そのまま思い切り引っ張る。「やーめーてー」里奈が両手でスカートを押さえるが、抵抗むなしくビリビリと破り取られてしまった。
「だって呪いのせいで脱げないんだもの」「だから私が破いてあげる」と言ってマリアは思い切りよく袖を引き裂いた。
「ああっ……」
里奈の腕に幾つもの傷跡があった。古いものも新しいものもある。どれも治りかけで、皮膚が引き攣れて盛り上がっている部分もある。マリアはそのひとつを指先でなぞった。
「痛い?」
「平気よ」
「嘘ばっかり。こんなになるまで我慢してたわね」
里奈の右胸から脇にかけてセーラー服が大きく破り取られている。その下に半袖の丸首シャツを着ている。襟ぐりに青い縁取りがあってどうやら夏の体操服のようだ。そしてシャツの生地越しに薄っすらと濃紺のスク水が透けて見える。「これを着てプールの授業に出ていたの? 信じられない!」
「でももうすぐ卒業だし……」
「卒業式にはこれを着ていくつもり?」
「うん」
「まあいいわ。さて今度はスカートを脱いでもらう番だけど、その前に身体中をお湯で洗い流した方がいいかもしれない」
マリアは浴槽のお湯を手に掬うとバシャリと里奈にかけた。里奈の上半身は左半分が長袖冬のセーラー服上着が原型を保っているが、右半分は体操服になっている。「上は残らず破いちゃうわよ。いいわね?」「あたしのセーラー服が…」。
マリアは里奈の抗議を無視して盛大に破いた。ビリビリビリ。里奈は体操シャツにスカートといったいで立ちになる。「さぁ、スカートも破くわよ
」「待って! それだけは許して」「どうして?」「恥ずかしいもん」
「馬鹿ねぇ。今さら何言ってんの。散々私の前で裸になったじゃない」「それは呪いを解くためだったし……。それに今は二人きりだからまだましだけど、大勢の人がいる前でこの格好じゃ恥ずかし過ぎるよ」
「そうね。それもいいかもね。貴女の羞恥心を煽ることにもいいかもしれない。えい!」マリアは里奈のスカートをめくった。そのまま思い切り引っ張る。「やーめーてー」里奈が両手でスカートを押さえるが、抵抗むなしくビリビリと破り取られてしまった。

